2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

[rakuten:book:11683403:detail] 「盲獣村」其ノ一 カフェー・けもの部屋 船越茂は二十五才の独身の青年で、父は藝術映画の作り手として世界に名を馳せた映画監督、船越浩市であった。船越の作品はそのポスト・モダンな作風で一世を風靡し、海外での評価は今…

『プラネット・テラー in グラインドハウス』

みんな「俺の一番好きなアルファベット」というのを各自心に抱いていると思うのだけれど、僕のオレアルはもちろんB! やっぱBだよね。BB弾、BB戦士、B3グフ(ノリス機)、Bカップ、そしてB級映画と、Bには僕を魅了してやまないサムシングがある!…

『シッコ』

医療に関わる仕事をしている関係で(本業の探偵だけでは食っていけないという悲しき現実)、マイケル・ムーアの新作だからというよりも、題材となっているアメリカの医療保険制度そのものに興味を持ち映画館に赴きました。 マイケル・ムーア作品は多分に恣意…

『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』

平家の落人伝説が真実味を帯びた話として一躍脚光を浴び、平和な寒村に荒くれどもがラッシュしてきて大フィーバー! 清盛をボスと仰ぐ平家グループと義経率いる源氏グループの二大勢力がにらみ合いを続ける村に謎の凄腕ガンマンがやってきて……という『用心棒…

『飛べ! フェニックス』

輸送機が砂漠のど真ん中に緊急不時着。機体は中破。飲料水はたったの十日分。ルート大逸れで助けが来る気配もなし。周囲にはラクダに乗ったはぐれ殺戮アラブ部隊がうろうろ。しょうがねえやってんで半壊した飛行機から使えるパーツを寄せ集め、BB戦士改造感…

『デス・プルーフ in グラインドハウス』

デス・プルーフ(耐死仕様)! そんなカッチョいい兇悪改造を施した殺人改造車を駆り、女性を轢き殺すことで性的充足を得ようとする困ったおじさんが大暴れするプッシーキリングスラッシャームービー。映画が始まって暫くはタランティーノ節の会話劇が続く一…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

べつにエヴァオタというほどの者ではないのですが、90年代後半をモラトリアムって過ごした人間にとっては避けて通れない作品である『エヴァンゲリオン』。新作劇場版が公開されるとあってはやはり気になり、公開初日に観てきました。 ビジュアル的に物足りな…